森林の土壌浸食を考える

水資源を守る森林の働きは、洪水を防ぐと同時に土の侵食を防ぐ働きがある。水は水だけで流れるのではなく、土も一緒に押し流す。
木の枝や葉、地表の植物や落葉で何重にも覆われている森林の土は、直接雨にうたれないから土の粒が跳ね飛ばされず、土の構造を壊さない。そのような森林の土は水が良く染み込み、地表を流れる水が少ない。
つまり良い森林では、流れる水が土を削ったり流したりする侵食が防がれる。地表の侵食は一度始まると、水の流れが生まれ、そこがさらに強く侵食させるようになる為、初めの侵食を起こさない事が大切。
そう考えると、地元の山に10数年程前に入れられた作業道は今では崩壊している所が多い。雨水にえぐられ、流れは川のようになり土壌浸食をし始めている。さらに強く侵食されれば大規模な災害へと発展してしまう。水は低い所低い所に流れる。作業道も定期的なメンテナンスか浸食に強い作業道作りが必要となる。その費用の捻出がこれまでもこれからも、大きな課題となっている。そんなことを気にしない皆伐は増え続けてしまうかもしれないが(涙)。

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